ちょうど3週間前の4月21日、地域にある須磨在宅福祉センターの所長さんから「センターの利用者の方が新型コロナウイルスの影響で散歩などについても自粛をしており、多くの方が季節を感じることもできずに室内で過ごしている。少しでも季節を感じていただけるように“鯉のぼり”を作成しようと考えており、その鯉のぼりは折り紙の兜を使おうと思っているので、学童保育に来ている子どもたちにお手伝いしていただけないか」というご相談がありました。
子どもたちに話をしたところ、保護者の方が障がい者施設で働く子どもからは「お母さんが同じようなことを言っていた」といったような反応もあり、早速…
兜を折り始め…
たくさんの兜が完成しました。
その後、兜を施設の方にお預けすると、利用者の方が模造紙に鯉のぼりの下書きをし…
鯉に目を入れ…
学童の子どもたちが作った兜にのりを付け…
なんとも素敵な鯉のぼりが…
ついに完成したようです!
製作過程の写真と共にお礼のお言葉を本日頂戴しました。
そこで、児童館で兜を折るということが、他の場所にいる方の喜びに繋がるということなどを子どもたちに伝えたところ「また6月もお手伝いしたい」という言葉も出てきていました。
子どもたちが、さまざまなことを感じる機会を与えてくださった須磨在宅福祉センターの皆さま、本当にありがとうございました。
同じ須磨の地域にあるセンターの利用者の方と学童保育の子どもたちが、製作を通して繋がりを感じることができる時間になりました。